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■コンテンツ自動復旧詳細設定(PRO版のみ)
コンテンツの自動復旧を行う際の詳細設定を行います。PRO版のみで利用可能な機能で、通常版ではすべて下記の値となります。
通常版設定値/PRO版デフォルト値一覧
設定項目通常版設定値PRO版
デフォルト値
自動復旧元設定自動復旧元情報を常に自動更新する。チェック無チェック有
自動復旧元ファイルの変更を検出した場合、復旧を行わない。チェック有チェック無
自動復旧元改ざん検知時アラート種別CONTENTSINFO
自動復旧先設定自動復旧先の改ざんを検出をしても復旧を行わず通知のみ行う。 共通(チェック無)
自動復旧先改ざん検知時アラート種別共通(CONTENTS)

自動復旧元設定

自動復旧元情報を常に自動更新する。
このチェックボックスをチェックすると、検査時に自動復旧元のファイルが変更されていないか、毎回再検査を行います。デフォルト設定では毎回再検査を行いません。
変更を発見した場合、アラートをあげ、「自動復旧元ファイルの変更を検出した場合、復旧を行わない」がチェックされていた場合は、自動復旧を中止し、チェックされていない場合は復旧を行います。

注:このチェックボックスがチェックされていない場合(デフォルト)は検査時に自動復旧元のファイルすべてを再検査しません。復旧先のファイルを検出し、復旧元からコピーする際に、コピーするファイルのみ再検査します。

ローカルファイルを自動復旧直前にテンポラリファイルにコピーする(2.5.1 PRO)
ローカルファイルが自動復旧元になっている場合、一旦、テンポラリファイルにコピーを行ってから復旧処理を行います。復旧処理にてftpサーバ等への転送に時間がかかる場合、他のプロセスがファイルを更新すると、不整合が発生する可能性があります。一旦、ローカルにコピーをつくり、このような状態を発生しにくくします。
ローカルファイルをコピーする時にロックする。(2.5.1 PRO)
ローカルファイルのコピー操作時にファイルをロックします。ローカルファイルからローカルファイルへ自動復旧する場合のコピー時、およびローカルファイルからテンポラリファイルにコピーする時にロック処理を行います。なお、ftpサーバが復旧先となっており、テンポラリファイルに一旦コピーしない場合はロックされません。

注:ロックを行った場合、他のプロセスからの更新処理が失敗することがあります。

注:ロック検知時にはログメッセージ中のファイルサイズが実体と異なる場合があります

ロック待ち時間(2.5.1 PRO)
ローカルファイルのコピー操作時にファイルをロックする場合、ロック成功まで何秒待つか設定します。なおロック処理は1秒間隔で指定時間経過までリトライします。
自動復旧元ファイルの変更を検出した場合、復旧を行わない
復旧先ファイルの改ざん、変更を発見した場合に、自動復旧を行う前に、自動復旧元のファイルの情報を再度計算します。この結果が記憶している値と異なった場合、復旧先へのコピーを行うか、行わず復旧を中止する(デフォルト)か設定することができます。
復旧を中止するとした場合、自動復旧元のファイルも改ざん・変更されていた場合に、不正なファイルにより復旧を中止することができます。
自動復旧元改ざん検知時アラート種別
復旧元のファイルの変更・改ざんを検知した際にアラートをあげる種別を変更することができます。デフォルトは"CONTENTS"で、OK, INFO, WARN, SYSTEM, NET, CONTENTSから選択することができます。

自動復旧先設定

自動復旧先の改ざんを検出しても復旧を行わず通知のみ行う
自動復旧先のファイルの変更・改ざんを検出した場合、復旧を行う(デフォルト)か、復旧を行わず、通知のみとするか設定することができます。
自動復旧先改ざん検知時アラート種別
復旧先のファイルの変更・改ざんを検知した際にアラートをあげる種別を変更することができます。デフォルトは"CONTENTS"で、OK, INFO, WARN, SYSTEM, NET, CONTENTSから選択することができます。

自動復旧詳細設定と通知種別・復旧有無

自動復旧の詳細オプションの設定と通知種別・復旧有無の関係は以下のとおりです。
No. 設定 更新/改ざん レポート種別・復旧有無
自動復旧元ファイルの変更を検出した場合、復旧を行わない 自動復旧先の改ざんを検出しても復旧を行わず通知のみを行う 復旧元更新 復旧先改ざん
1 チェック無 チェック無 INFO, 復旧有り
2 CONT, 復旧有り
3 INFO, 復旧無し
4 チェック有 チェック無 INFO, 復旧無し(繰り返し)
5 CONT,復旧有り
6 INFO, CONT,復旧無し
(復旧元のファイルが変更されているため復旧を中止)(繰り返し)
7 チェック無 チェック有 INFO,復旧有
8 CONT,復旧無し(繰り返し)
9 初回 INFO,復旧無し、2回目以降は復旧元の情報が更新されOK
10 チェック有 チェック有 INFO,復旧無し(繰り返し)
11 CONT,復旧無し(繰り返し)
12 CONT,INFO,復旧無し(繰り返し)
※復旧元・先の更新・改ざんがどちらも有となっているケースは、同一の更新・変更を行った場合です。
※アラート種別はPRO版デフォルトで、復旧元の更新は「INFO」、復旧先の更新は「CONT」と設定した場合の結果です。
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