■ファイルシステム改ざん監視設定
ファイルシステム改ざん監視は、ローカルのディレクトりに含まれる全ファイル、もしくはFTPサーバの指定ディレクトリに含まれる全ファイルが改ざんされていないか、定期的に監視することのできる機能です。
ディレクトリ指定・FTPサーバ指定
監視対象として、ローカルホストのディレクトリを使用するか、FTPサーバのディレクトリを使用するか設定します。
ディレクトリ指定
ディレクトリ名
監視対象とするローカルホストのディレクトリを設定します。
FTPサーバ指定
FTPホスト名
監視対象とするFTPサーバのホスト名を設定します。
ポート番号
FTPサーバのポート番号を設定します。
パッシブモードで接続する。
FTPサーバに対してパッシブモードで接続する際にはチェックします。
FTPユーザ名
FTPサーバに接続するユーザ名を指定します。設定しない場合anonymousとして接続します。
FTPパスワード
FTPサーバに接続するパスワードを指定します。ユーザ名、パスワード共に設定しない場合Microsoft Internet Explorerに設定されたメールアドレスが使用されます。パスワードのみ設定しない場合はパスワードなしとしてログインします。
FTPサーバディレクトリ名
FTPサーバでのディレクトリをフルパスで設定します。
改ざん検出後にファイル情報を更新する。
改ざんが検出された際に、ファイル情報を、改ざんされた情報でファイル情報を更新するか、しないか設定します。
更新しない場合、改ざんが検出されたファイルを、元に戻さないと同じアラートガ監視タイミング毎に出力され続けます。
ファイル情報更新
手動にてディレクトリ内、FTPサーバ内のファイル情報を更新します。
検査除外パス設定
ディレクトリ内、FTPサーバ内にあるファイルで検査対象外とするパターンや拡張子を設定します。パスをそのまま指定するか、正規表現を用いて除外するURLを指定できます。
なお、パスは'/'で区切って指定してください。
複数のパス、パターンを指定する場合は、スペースで区切って複数のURLを指定することができます。
例:
/xxxx/yyy/ *.gif
意味:
/xxxx/yyy/以下のファイル・ディレクトリ、および拡張子gifのファイルをすべて検査除外とする。
*)注意事項
指定されたディレクトリ配下のすべてのファイルが、検査対象になります。
完全チェックではダイジェスト値をとるため、監視対象にFTPサーバを指定した場合、ファイルをいったん取得しダイジェスト値を計算します。 対象コンテンツのもっとも大きなファイルの分の、ディスク容量に注意してください。 またディレクトリ配下のファイル総容量が大きい場合・ファイル数が多い場合は、相当の処理時間がかかることがあります。
監視対象からのファイル取得に失敗した場合、CONTENTSアラートとなる場合があります。